10年後も覚えているプレゼントって?
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子どもがまだ小さかった頃の、クリスマス。
ある年、ちょっと変わったことをしてみました。
朝起きたら、枕元にプレゼント。
……ではなく、
サンタさんからのメッセージカードを置いておいたんです。
そこには、
「○○ちゃん、メリークリスマス!
サンタはいそがしいから、あるところにプレゼントをおいておいたよ。
そうそう・・・◯◯ちゃん、ふくをあらうところってどこだっけ?」
と書いてありました。
「……せんたくき!」

子どもは一目散に洗濯機へ。
すると、またそこにメッセージが。
「べんきょうするのは、どこでする?」
「つくえ!」
今度は自分の机へ。
そこにも、またカード。
そんなふうに、家の中をあちこち探しながら、
少しずつプレゼントに近づいていく。
まるで、サンタさんからの謎解きです。
そして最後に、
ようやくプレゼントを発見。
子どもは大喜び。
そのときの顔は、
今でもよく覚えています。
そして、ふと思うんです。
そのときのプレゼント、何だったっけ?
……実は、もう覚えていません(笑)。
ちなみに子どもも覚えていません(笑)
でも、
「朝起きたらサンタさんから手紙があったこと」
「家の中を探し回ったこと」
「次の手紙を見つけるたびにワクワクしたこと」
「最後にプレゼントを見つけたこと」
これは、今でも子どもの記憶にしっかりと残っています。
プレゼントそのものは忘れてしまっても、
プレゼントをもらった日のことは、ずっと覚えている。
だから、プレゼントって、
「何を贈るか」だけじゃないのかもしれません。
その日にどんな気持ちになったか。
どんな顔で笑ったか。
誰と一緒に過ごしたか。
そんな時間まで一緒に贈ることができたら、
きっともっと素敵なプレゼントになる。
そう思うんです。
カミ係がつくっているのは、
お子さま自身が主人公になる、
世界に一冊だけのオリジナル絵本。
ページをめくるたびに、
その頃の写真と一緒に、
家族からもらった愛情まで思い出してもらえる。
10年後、20年後。
「あのとき、こんなプレゼントをもらったな。」
そんなふうに思い出してもらえるものを贈る。
プレゼントって、
モノだけじゃなく、未来の記憶を贈ることなのかもしれません。